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2012年11月11日 (日)

GPLはWebに敗れた

サーバーサイドでGPLなプログラムを使われても検知できない。
だからサーバーサイド側に対してはGPLは無力である。
サーバーサイドは完全なブラックボックスだからだ。
AGPLやGPLv3で対応しようとしているが、ブラックボックスに
対して有効な対策になっていない。
つまりWebアプリにおいてはJavaScriptを除いてGPLは無力である。
今後Webアプリが主流になることは間違いないので、GPLは無力化するだろう。
というか、あらゆるソフトウェアライセンスはサーバーサイドには無力なのだ。
Webアプリ企業やコミュニティがオープンソースをいくら主張しても
そこに偽善が混じるのはこの理由による。
彼らは自分たちのソースは公開しないままオープンソースの利益を傍受できるのだ。
やがてGPLやストールマンはWebを敵視するようになっていくだろう。
おそらくWebはセキュリティに問題がある、として攻撃を開始するかもしれない。
セキュリティを口実にした攻撃は現時点において最強の論理だからだ。
しかし、よほどのセキュリティ問題が発生しないかぎり、この戦略も失敗するだろう。
最後に残るのはクローズソースの復活である。
GPLは有料のソースコードを購入してそのコードに対するライセンスになる。
あるいはオープンソースの閲覧の有料化である。
いづれにしてもオープンソースは死ぬ可能性が高い。
オープンソースが死ねばGPLは意味がなくなるので不要となる。
しかしこれは自分たちの哲学や価値観を根本から否定する事になるので
かなり難しいだろう。コードの有料化とオープンソースは両立しない。
私は「敵の最大の武器によって敵を倒す」という思想が強いと思っていたので、
GPLを滅ぼすのはGPLなのではと思っていた。
つまり公開の強制という性質がGPL自身に跳ね返るのではということだ。
しかしGPLはWebにしてやられた。
これはGPLの武器でやられたのではなく、技術の法則で敗れたに近い。
GPLでいくらライセンスを厳しくしても、技術的に鉄壁の防御壁を作られたら
あらゆるライセンスは無効になるということだ。
そうか。ライセンスは技術の壁を破れないのだな。

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